Workgroup Connection(ThinkPad 235/PCI ENW-3502-T)  L 01/07/22

私が最初に、Workgroup ConnectionをThinkPad235に導入して成功した例です。ThinkPad Clubに投稿したものを加筆修正しています。導入するときに1週間ほど試行錯誤を繰り返した、私にとっても思い出深いものです。その後、他機種でもこれを参考として成功したという報告をいくつかいただきました。他機種での応用のヒントになるものと考え記録として残すことにしました。


使用ノート機:IBM ThinkPad 235(20j)
使用ネットワークカード:ENW-3502-T (PLANEX COMMUNICATIONS INC)
使用DESKTOP機 :自作AT互換機
使用ネットワークカード:ENW-8300 (PLANEX COMMUNICATIONS INC)
使用イーサネット・ハブ:EH-505 (PLANEX COMMUNICATIONS INC)

まず、FDを2枚用意して下さい。

■起動FDの作成

  1. 1枚目のFDをWindows上で「起動専用」のフォーマットをします。
  1. 使用するLANカードに添付されているイネーブラ(私の場合はLanen.exe)をFDにコピーします。
  1. メモ帳等で、device=lanen.exeとのみ記述し、Config.sysと名前を付けてFDに保存します。

■セットアップディスクの作成

※セットアップディスクはWorkgroup Connectionをハードディスクへセットアップするもので起動FDでLANを構成するのになぜハードディスクか?と思われるでしょうが、それが仕様のようです。

  1. Workgroup connectionのプログラムをダウンロードしてハードディスク上に展開します。展開したファイル全てをFDにコピーします。

    ftp://ftp.microsoft.com/softlib/mslfiles/mswgcn.exe  

    ※NIC付属のドライバFDのNDIS2ディレクトリには Le10nds.dosしか入っていないので、セットアップの際にインストーラがないと先に進めません。しかもWorkgroup Connection 用に特化したものでないとだめなようです。その為にOemsetup.inf/Protocol.ini/*.nifファイルが必要になってきます。自分で作成するスキルもないので、何かを参考にしてそれを編集したらどうだろうかと思いました。そこでinadaさんが使用した NDIS2DOS ディレクトリにあるファイルの編集を試みました。
  1. Realtek社の RTL8139 用ドライバ OEM-8139(350).EXE をダウンロードして解凍します。

    http://www.realtek.com.tw/cn/driver/8139-driver.htm

    解凍してできたNDIS2DOS ディレクトリの下には以下のファイルがありますが、この内 Rtsnd.dosは使わないので削除して、ディレクトリごとFD にコピーします。また、ENW-3502-TのドライバFDに付属している NDIS2ドライバ Le10nds.dosをこのディレクトリにコピーします。

     Oemsetup.inf
     Protocol.ini
     Rtl8139.nif
     Rtsnd.dos

<Oemsetup.inf>の編集

[RTL8139]セクション
devdir=?:rtsnd.dosをdevdir=?:Le10nds.dosに変更します。
device=rtsnd.dos,@devdir\rtsnd.dosをdevice=Le10nds.dos,@devdir\Le10nds.dosに変更します。
[RTL8139_nif]セクシヨン
drivername=rtsnd$をdrivername=Le10nds$に変更します。
param=Medium,"MediumType",text,"_Auto,10Half,_10Full,_100Half,_100Full",_Auto,0*30この行は削除します。

<Protocol.ini>の編集

DriverName=RTSND$をDriverName=Le10nds$に変更します。

<Rt18139.nif>の編集

[RTL8139]セクション   
DriveName=RTSND$をDrivename=Le10nds$に変更します。
[File]セクシヨン
Name=RTSND.DOSをName=Le10nds.dosに変更します。
[MEDIUM]セクション
全て削除します。 

記述ミスがないか良く確かめて下さい。一字でも間違えるとインストールの時にストップしてしまいます。
以上で準備は整いました。デスクトップ機のネットワーク設定を終えたらWorkgroup Connectionのインストールに移ります。

■Workgroup Connectionのインストール

  • 起動FDで起動させてからの作業は、inadaさんの解説と全く同じです。LANカードの名称も「 RTL8139 FAST Ethernet Adapter」で構いません。
    (この名称をENW-3502にしたい場合は上で書いたファイルの再編集が必要です。)

■接続

  • 作業終了後、起動FDで起動させ, A:\>NET VIEW \\DESK(デスクトップ機の名称)でデスクトップ機の全ての資源が一覧できます。